１２月１日に土曜授業で「アイヌ文化体験教室」を行いました。今回は、アイヌコタンより３名の先生方をお招きし、体験活動を行いました。子ども達は、この日をとても楽しみにしていて、特に低学年の子ども達は、体験教室の先生が近くに住むおばあちゃん達だと言うことを知っていて、この日が来ることをとても楽しみにしていました。今回は、アイヌ文様の刺繍体験をさせていただきました。屈斜路で行われているアイヌ文様は、「チェーンステッチ」という独特な手法を用いて行います。そして、もう一つ特徴的なことは、縫いはじめや縫い終わりにも玉結びを一切しません。家庭科で裁縫を経験している高学年も悪戦苦闘していました。しかし、先生方のご指導のお陰で、３時間ほどかかってようやく完成しました。大変でしたが、自分の作品をみて子ども達もとても感動していました。お世話になった３名の先生方と弟子屈町の社会教育課の皆様。本当にありがとうございました。
朝からやる気満々の低学年の子ども達と未来の１年生
先生方の紹介をして、体験学習がスタートしました！
数名の保護者の方々にも参加していただきました
高学年はテッシュ入れを作りました
まだ家庭科を習ってないのに見事な手つきです
低学年も必死に難しい作業にチャレンジしました
未来の１年生もお母さんに教えなられながら頑張ります
役場の方もチャレンジ中！
低学年は先生がつきっきりで教えてくださいました
校長先生からは、アイヌコタンを校区にもつ和琴小だからこそ、今後もアイヌの学習に力を入れて取り組んでいきたいとの思いを述べ、結びの言葉としました
最後にみんなで記念撮影をして活動を終えました