月別アーカイブ: 12月 2019

2学期が終了しました

12月24日(火)に2学期終業式が行われ、89日間の2学期が終了しました。終業式では、校長先生がお話の中で児童一人一人に2学期の思い出を聞き、子どもたちは、「水泳学習」や「学習発表会」などしっかり発表する姿が見られました。お話の最後には長い休み前恒例の、「自分の命は自分で守る」とみんなで声を出し、安全の意識を高めました。そして、後期児童会長のお話では、2学期にがんばった学習発表会、特に全校劇の取り組みのことを話したり、冬休み後の3学期に自分は卒業なので、勉強等のまとめをしっかりしたいことやみんなと最後まで楽しく遊んでいきたいと力強く話していました。22日間の冬休みを楽しく安全に、そして長い休みにしかできないことにチャレンジして過ごしてほしいです。

一人一人の思い出を聞く、校長先生

2学期の思い出や3学期にがんばりたいことを話す児童会長

 

パナソニック女子陸上部が来校し交流しました

12月13日(金)にパナソニック女子陸上競技部(エンジェルス)が来校し、児童との交流授業を行いました。パナソニックエンジェルスと言えば、今年は惜しくも3位でしたが、昨年、一昨年とクイーンズ駅伝を優勝している強豪チームです。そのチームの選手13名と監督・コーチ・スタッフ6名の計19名で来校していただきました。児童との交流授業では、まず軽く準備体操をして、次にエチオピア体操を教えていただきました。名前の通りエチオピアの選手がしている体操ということで、内容は肩の関節や股関節をリズムよく動かすという体操でした。子ども達も選手の皆さんに混ざって参加し、真剣に取り組みながらもときどき笑みがこぼれる様子が見られました。次に選手の皆さんと子ども達全員が2チームに分かれて、しっぽとりゲームをしました。1回の時間は3分で、選手達は3分で約1km走れることも教わりました。普段のしっぽとりはとられたらお休みですが、このしっぽとりはとられても3分間相手のしっぽをとることができるというルールで、運動量十分なゲームになりました。次に、子ども達から選手の皆さんへの質問タイムがあり、最後に選手の皆さんから子ども達にプレゼントをいただき、記念撮影をして終了しました。普段なかなか交流できない選手たちとの交流に子ども達、そして駅伝好きの先生方が大喜びの時間になりました。パナソニックエンジェルスの皆さん、本当にありがとうございました。これから、全力で応援していきます。

選手と子ども達一緒にエチオピア体操

大盛り上がりの、しっぽとりゲーム

プレゼントもいただき、みんな大満足でした

食育授業(6年生)がありました

町の健康推進課の方が来てくださり、12月4日(水)に1回目そして11日(水)に2回目の食育授業がありました。1回目は食に関する知識や調理の仕方を教わり、最後に次回作る料理を決めました。そして2回目は実際に調理し、その日の給食と一緒にお弁当箱につめて給食の時間にいただきました。自分たちだけでなく、在校生や先生方の分も作り、みんなでおいしくいただくことができました。調理の工夫や野菜の切り方、簡単に調理する方法、うまみの話も教わり、実のある調理実習・食育授業になりました。町の健康推進課の方、ご指導いただき大変ありがとうございました。

町の健康推進課の方に真剣な表情で教わる6年生

できた料理を弁当箱に上手につめる6年生

 

公民館和琴分館事業「そば打ち体験」に参加

12月7日(土)に公民館和琴分館事業の「そば打ち体験教室」が行われました。教えてくださるのは地域のそば打ち名人の方々です。この教室に、和琴小学校の児童と保護者が参加しました。地域の方も合わせて三十数名の参加になりました。教室が始まると、それぞれのテーブルに分かれて作業開始です。そば粉に水を含ませ、そばを打っていきます。そして、うすくのばして、最後に細く切っていきます。ここまでで、だいたい40分くらいかかります。途中途中でそば打ち名人が教えてくださるので、小学生でも楽しく参加することができました。自分たちで打ったそばはそれぞれ持ち帰り、その日は名人が打ったそばを参加者みんなでいただきました。名人の打ってくださった「摩周そば」はたいへんおいしかったです。また、つゆ作りも地域の名人が中心となって作ってくださり、つゆとそばの両方がおいしい最高のそばだと思いました。地域と保護者の方が差し入れてくださった、いもだんごやかぼちゃだんごの汁、そしてみかんもとてもおいしくいただきました。そば打ち名人、そしてつゆ作り名人の講師の方々、たいへんありがとうございました。参加者の皆さんはお家でおいしいそばを召し上がったのでしょうね。みなさん、大変お疲れ様でした。

親子で楽しくそばを打つことができました

名人の指導でおいしいそばができあがりました

アイヌ文化体験教室

11月30日(土)にアイヌ文化体験教室を行いました。教えてくださった講師の方々は地域の屈斜路古丹ウポポ会の方々です。今年の内容は、アイヌの伝統舞踊とムックリの演奏でした。1曲目の踊りは「さあ、みんなでおどろう」という意味の踊りでした。手拍子の仕方や足の動きなどていねいに教えていただきました。その後、何曲かの踊りを教えていただきながら一緒に踊りました。そして「サルルン リムセ」(鶴の舞)を見せていただきました。鶴の動きが表現されていて思わず見入ってしまう踊りでした。子ども達が一番喜んでいた踊りは「ヘクリ サラリ」(盆投げ踊り)です。2手に分かれて、一人ずつお盆を踊りながら捕りあい、最後に持っているお盆を投げ、捕れたら勝ちで捕れなかったら投げた人の勝ちというゲーム性のある踊りです。やっている子ども達も見ている人たちも楽しめる踊りでした。踊りの後に、ムックリの演奏を聴き、実際にムックリを鳴らしてみました。演奏してくださった方の音がたいへんすばらしかったです。途中で風の音のような音も聞こえて、どうやったらあんな音が出せるのか知りたくなりました。子ども達は、ムックリ体験ではじめは音が出なく苦戦していましたが、教えていただくと少しずつ音が出るようになり、音が出ると楽しくなるようで、どの子も一生懸命取り組んでいました。子ども達の感想は、手拍子でリズムを作れておもしろかった、お盆をとりあう踊りが楽しかった、ムックリのふき方がむずかしかったけど、ふるえさせれた。などがありました。そしてさらに知りたい、体験したいことはアイヌの料理や言葉の勉強をしたい、ムックリをもっと練習してみたいなどがありました。子ども達の感想からもアイヌ文化への関心が高まるよい取り組みになりました。屈斜路古丹ウポポ会の皆様、本当にありがとうございました。

優雅な踊りの「サルルン リムセ」(鶴の毎)

子ども達が楽しく踊った「ヘクリ サラリ」(盆投げ踊り)

音が出るとどんどん楽しくなった「ムックリの演奏」