月別アーカイブ: 7月 2021

夏のふるさと体験学習(2日目)

7月17日(土)に夏のふるさと体験学習(2日目)を行いました。前日に引き続き天気が良く、気温が高い中での実施となりました。2日目の内容は、地元の和琴半島の散策です。地域のネイチャーガイドの方を講師にお願いして、行いました。まずは学校から和琴半島まで歩き、フィールドハウスまで行きました。ここで講師の先生に散策で使うビンゴのカードを全員がいただきました。それぞれのビンゴカードには9枚の写真が並んでいるのですが、いろいろなパターンがあって一人一人違うものが用意されていました。このカードを手にした子どもたちは、「早く散策していろいろなものを見つけたい」という気持ちが高まっているようでした。散策がはじまって、ビンゴカードの写真のところに行くと、詳しくその場所や周辺のことを教えてくれます。自分のカードにその場所があった子どもたちからは、「あったー。」と喜びの声が聞こえました。途中の少し広くなっている展望デッキで休憩とおやつタイムをとり、また歩きます。合計2時間ほどの散策でしたが、和琴半島内は樹木がたくさんあって、涼しく歩けたこと、講師の先生のお話がたいへん面白かったこともあって、みんな最後まで楽しく歩くことができました。講師の先生からフィールドハウスに戻ったときに、ヒグマやエゾリス、シカなどの写真が入った絵はがきを一人一人いただきました。ふるさとの良さをまた一つ感じられた思い出に残る1日になりました。子どもたちからの感想にもありましたが、ただ歩くだけでは見過ごしてしまう場所やものについて教えてくださり、大変勉強になりました。講師の先生、本当にありがとうございました。

カードにもある「くま岩」(義経岩)のお話を聞く子どもたち

7月17日ということで「北海道みんなの日」のお話もしてくれました。

 

夏のふるさと体験学習(1日目)

7月16日(金)に夏のふるさと体験学習(1日目)がありました。ふるさとの良さに触れるこの体験学習は豊かな体験活動を推進する本校の特徴的な行事の1つで、夏は2日間にわたって行います。1日目は地域の乗馬を体験できる牧場に行き、保護者の方を講師にお願いして活動を行いました。体験の内容は講師の方に教わりながら、まず、自分たちで馬をお世話する場所に移動させます。次に、馬のお世話です。2人もしくは1人で1頭の馬にブラシをかけました。馬はとても気持ちよさそうでした。次に鞍を乗せて、手綱をかけます。これらの活動も講師の方に一つ一つていねいに教わりながら子どもたちが行いました。教え方がとても上手で子どもたちもやり方を十分理解しながら取り組むことができました。そしていよいよ馬に乗ります。子どもたちは、こわがることなく次々と馬に乗り、湖のほとりをまわるコース一周を体験しました。ときどき馬をコントロールする場面がありましたが、どの馬も安定した動きで安心して見ていることができました。子どもたちは、普段できない乗馬や馬からの景色を心から楽しんでいました。最後は乗せてくれた馬たちをねぎらって終了です。今年のふるさと体験学習も本当に貴重な体験になりました。この体験をこれからの学習に生かしていきます。講師の先生、本当にありがとうございました。

馬をロープでつなぐ児童2名。

とてもわかりやすく教えてくださった講師の先生。

乗馬を心から楽しむ4年生児童。

いじめ撲滅サミット

7月10日(土)に弟子屈町のいじめ撲滅サミットが行われました。このサミットは、町内の小中学校の児童生徒の代表がそれぞれの学校のいじめ撲滅に向けた取り組みを発表し、その取り組みに対して話し合うという会です。司会は弟子屈高校の生徒2名が務めてくれました。和琴小学校の代表は6年児童と4年児童の2名です。緊張しながらも、今学校で取り組んでいるアクションチャレンジについてしっかりと説明することができました。この取り組みは人に対して、いろいろな活動に対して、自分から動くことで一人一人の行動がより豊かになることを目標にしています。この取り組みは他校の児童生徒からも高い評価を得ることができました。サミット後半は「友だちにしてあげたら、喜ぶと思うこと」というテーマに沿ってグループで話し合いました。ここでも緊張しながらですが、話し合いにがんばって参加しようとする姿が見られました。参加した児童2名は、他校の児童や年上の中高生の姿、そして他校の取り組みを知ることができる貴重な時間になりました。

アクションチャレンジについて一生懸命発表する本校代表の児童2名

参観日・個別面談

 

7月8日(木)に1学期末の参観日・個別面談がありました。1・2年生は国語の「大きなかぶ」「きつねのおきゃくさま」のまとめの発表を行いました。4年生は算数の「小数」の学習を行いました。5・6年生は学活で「修学旅行に向けて」きまりなどを話し合いました。どの授業でも、子どもたちが一生懸命取り組む姿が保護者の方々にも伝わったのではと思います。5・6年生の学活では一緒に修学旅行に行く美留和小学校とリモートでつないでの学習になりました。修学旅行のきまりについてたくさんの意見が両校から出され、充実した学習になりました。その後の個別面談では、児童それぞれの1学期のがんばりを中心に担任と保護者で話しました。どの面談も和やかな雰囲気で進んでいました。個別面談と並行して「修学旅行説明会」も開かれ、日程や行き先等について関係の保護者にしっかり伝えることができました。お忙しい中、今回も全家庭の保護者の方々に、参観授業・個別面談にお越しいただき、本当にありがとうございました。

おおきなかぶの発表をする1年生

美留和小学校児童とリモートでつないで学習する5・6年生

研究授業

6月30日(水)に北海道教育庁釧路教育局の指導主事の先生と弟子屈町教育委員会室長をお招きして、研究授業等を行いました。研究授業は、和琴小学校の先生方の研修の一環で目標に向かってどのように子どもたちの力を伸ばすか、そのためにはどのような授業をすればよいかをみんなで考えて行う授業です。今回は1・2年生の国語科の授業でした。1年生は「大きなかぶ」2年生は「きつねのおきゃくさま」です。1年生児童は、どんな人たちがどのようにしてかぶをぬこうとしたかを考え、そこからかぶの大きさについて自分なりの考えをもつことができました。2年生は、きつねのよい気持ち、わるい気持ちからゆれうごくきつねの気持ちを考え、きつねはだんだんよいきつねになっているのではと自分の考えをまとめていました。どちらの学年の児童も、教師の発問や指示にすばやく反応して学ぼうとしている姿がたいへんすばらしかったです。研究授業は子どもたちの力を伸ばすだけでなく、先生方の力も伸ばします。児童も教師も力を伸ばしていく研修をこれからも続けていきます。

一生懸命考えて書いている1年生児童

先生とのやりとりで考えを話す2年生児童